黒TOEIの紹介
前回の記事では黒TOEI君のステアリングについて色々くだを巻きました。
その時点では2度目の組み立て後に家の周りをチョロチョロ試走していたのですが、実はその後、ちょっとまとまった距離を走ったら感想が変わって来ました。これ、前より安定してるよね、、、? 特に車道での後方確認時に違いがあることに気がつきました。前は右後方を振り返って戻すという一連の動作の間中ずっとフラフラしていたのが、安心して振り返れるようになっています。ステアリングも軽いと言えば軽いけど、別に悪い軽さではありません。ラバネロでチェックしてもらった前後でこの違いは、消去法ですが、やっぱりヘッドチューブが右だか左だかにほんの少しねじれてたのを直して頂いたのが効いている?「問題ない程度」と言われると同時に「ひょっとしたら直るかも知れない」とも言われていたのが、良い方に転んだのではないかな。うん、そう思うことにしましょう。
ということで、機嫌良く紹介に移ります。
なお、写真の時系列はバラバラですがご容赦を。

ハンドル:グランボア フランス型ランドナーバー、ステム:日東パール8、レバー:カンパニョーロコーラス
11速のエルゴパワーをイコールプーリーでシマノ10速に対応させています。

RD:シマノデオーレRD-M592-SGS、スプロケット:アルテグラ10速12-30T、チェーン:コネックス10速
リアディレイラー(RD)は、物珍しさでロープロファイルのシャドーRDを選びました。実際使ってみてどうだったかと言うと、今のところ見た目以外はホイールがちょっと外しにくい位です。変速性能などは全然問題ありません。さすがシマノ。スプロケは当初11-36Tを使ってみたのですが、ワイド過ぎたので12-30Tに換えました。チェーンはWippermannのコネックス10速用。
それにしてもRDのプーリーゲージの長いこと長いこと。ミニベロだったら地面を擦るレベルです。シマノのロード系10速にシンクロするシャドーRDはMTB用しかないのでこんなことになる訳ですが、いくら何でも無駄に長すぎるので、そのうちにゲージをもう少し短いものに換えたいところです。
クランク:シマノデュラエースFC-7410、チェーンガード:Dixna(ディズナ)
クランクはざっと30年近く前のデュラエースです。この曲線が好きでぜひ一度使いたいと長いこと願っていたのが今回ようやくかないました。以前、別の自転車で同系統デザインの古いXTRクランクを試してみて、MTB用クランクはチェンラインが外に出すぎるので使用を諦めたことがありましたが、その点ロード用のこいつは完璧です。あまりワイドなギア比も要らないしDixnaのチェーンガードを試してみたいと思ったので、今回はフロント40Tのシングルで組んでいます。当家では街乗りを中心に外装多段変速+フロントシングルがじわりと増殖中で、これで4台目かな。今のところ見た目も使い勝手も特に不満はありませんが、気が向いたらまたダブルにするかも知れません。

フロントシングルなのでWレバー台座のアウター受けは右側だけ。左側はダミーです。
左側のWレバー台座には幡ヶ谷のブルーラグで見つけたカバーを付けています。偶然か意図的か知りませんが、右側のカンパのアウター受けと似たデザインなのでぱっと見では区別が付かないかも。ちなみに写真の泥除けはDixnaのロードフェンダーという樹脂製のものです。以前使っていたブルーメルと同じように樹脂で金属をサンドイッチしたものとばかり思っていたら、無垢の樹脂でした。左の写真をよく見ると既にうっすらとヒビが見えています。続きは下の方で改めて…
靴を選ばないフラットペダルを好んで使っています。以前はこれのシルバーを使っていました。他に特記することもなく、何というかその、、至って普通の使い後心地です。
カンチブレーキ仕様です。このXCProは納車の時から使っているので、30年モノということになります。新しめのカンチブレーキも幾つか試してみたけどどうもしっくりと来なかったので、気合いを入れて30年分のサビ・汚れを落として再登板させました。MTB用ですので性能的には全く不足ありません。
ちなみに他に試した新しめのカンチブレーキというのは、こんな感じ。
しっくり来なかったというのは、写真で見るよりも実物は結構大ぶりな印象だったり、想定する台座間隔が違うらしく、特にフロントの取付角度が若干苦しい、と言ったあたりです。
サドル周り。

サドル:ブルックスチームプロ、シートピラー:カロイ SP-374、テールライト:キャットアイTL-LD135-R
サドルは元々別の自転車に付けていた30年前のブルックスです。手入れが悪くヒビだらけですがまだ使えています。シートピラーはカロイの一本締めタイプです。手元で径の合うのがこれしかなかったというのはありますが、安くて軽くて見た目も好きなので、当分これで行きます。
実はこれには裏話があって、本当はフリマで入手したピカピカに研磨済のスギノのマイティを使う予定でした。ところが27.2mm径の刻印があるにも関わらず、実測27.0mmちょっと位しかなく結局使えなかったという、、、どう磨いたらこうなるんだか。しかもそれに気付かずシートピンを締め込んだらシートチューブが狭まってしまって、戻すのに難儀したというオチまで付いています。シートの割りにマイナスドライバーを差し込んで叩いて拡げ、最後に残った歪みはリーマで削るとか、もう勘弁してという感じ^^;
訳ありマイティくんは某オクに放流(もちろん訳ありの内容は明記してますよ)
キャットアイのテールライトは自作金具でサドルの下に取り付けてみましたが、自転車の取り回し時にむんずと掴んでしまうので、位置的にはもう少し下や奥でも良かったかな、、、

VIVAのバッグループのバンドとボルト・ナットを流用、道具箱に転がっていたアルミの平板を加工
さて、泥除けは上述の通り、Dixna(ディズナ)のロードフェンダーです。

(サンエスのWebカタログより引用。価格は現在¥5,500+税に改定されています)
汎用品なので、自分の自転車で使うためには、前後の吊下げ金具、前ステーのエンド取付部の改造が必要でした。
まずフロントから。
ドリルでリベットを掘って吊下げ金具を外し、クラウン下の取付穴を開け、適正なクリアランスが出せるようにクラウンとの干渉部分を削ります(言うのは簡単)。裏には適当な補強用の金具を当てました。前ステーのエンド取付部は、金具が大きすぎてクイックと干渉します。幸いステー自体は4mm径なので、金具を切り落として普通の4mmステーとしてダルマネジで取り付けました。
次にリアの取り付け。こっちの吊下げ金具は取り外し可能な樹脂製ですので余計な加工はありません。ブリッジ下に穴を開け、ブリッジ2箇所と4本のステーで取り付けました。

ステーに余計な力が掛からないように、エンド金具を少し曲げ加工
こうして取り付けたところが一番上の完成写真です。
この状態で200kmほど走ったところで、ふと気がつくとフロントにクラックが入ってました。補強金具のネジを締めすぎたかな…




お友達のYさんから教えてもらったプラリペアを調達して修理します。
まずリューターでクラックを裏からえぐって(よく見たら細かいヒビが複数走っているよ、うわー、、、)、プラリペアを盛って固めます。さらに、カーボンシートを何層か重ねてエポキシ樹脂で固めました。補強金具の使用はやめましたが、恐らく前より強いはずです。
泥除けの表面はクラックに沿ってしみ出した補修材が固まってちょっと悲しい感じになっていたので、ひとまず手持ちのカーボン柄シートを上から貼り付けて隠しました。樹脂の表面仕上げは金属のように磨けば良いというものではないのが難しいところです。裏に貼ったものと違ってまがい物のカーボンシートなのに、こっちの方がずっとカーボンっぽく見えるというのが何とも切ないところですが、まあ裏は見えないから良しということで。
最後に、キャリア。
元々はかつて要町にあったPieにオーダーしたものです。(その時の記事が出て来ました)
オーストリッチの特大リアキャリアバッグに合わせて天板の寸法を決めたら、ご覧のように後ろにびろーんと長く出来上がってしまい、しかも5年ほどの使用で加重に負けて後ろが下がってしまっていました。
今回は天板の下がりを修正して補強を入れるとともに黒く塗り替えてみました。依頼先は板橋のジラフさんです。補強パイプの配置はイメージと少し違いましたが、最近はサイドバッグがお気に入りなので、どうせ見えません。
とまあ、こんな感じであれこれやっていたら、塗り替え完了からはや1年です。何やってんだか。
ということで、黒TOEIの紹介でした。長々失礼しました。
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おー、ついに悩みどころも解消しての完成でしょうか!
私の拙い知識と経験では原因を考えても?でしたが、流石ラバネロ高村さん!「めでたし、めでたし」ですね。(暑さにめげて私のフレームはまだ預けたままです)
以前にも増してオールブラックな感じ。昔あったバイク、ヤマハのV-MAXミッドナイトスペシャルのようでイカしてますね〜。
暑さが控えめになったら、早速どこかに行きましょう!
投稿: やまもと | 2022/08/15 23:12
あ、お友達のYさんだ。コメントありがとうございます。
そうなんですよ~、高村さんにはもう感謝あるのみです。ありがたや。
>ヤマハのV-MAX
それはちとマッチョ過ぎませんかね(笑)
この暑さが過ぎるまで、もう少しの辛抱ですね。ぜひまたご一緒させてください。
投稿: すず | 2022/08/16 18:50