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2020/10/28

多摩川右岸~羽村 2020/10/25(日)

最近(でもないか)、川沿いの道に凝ってます。

そう言えば多摩川中流域の右岸(南側)の川沿いってあまり走ったことがないな~、なんて考えていて、ふと「うらたま」という言葉が脳裏をよぎりました。多摩川の裏だから、うらたま。いや、もちろんそんな言葉はありませんけど。たぶん。

 

多摩川沿いを是政橋あたりから上流方向に向かってある程度長めに走ろうと思ったら、整備されたサイクリングロードの続く左岸(北側)を行く人が多いでしょう。少なくとも私はそうです。このあたりの右岸(南側)は間近に丘陵が迫っていたり大きな支流が合流してたりして、ちょっとした登りや迂回が多く、走りやすい区間が続いているイメージがどうも無い、なので行かない→よく知らない→やっぱり行かないというループが回ります。

 

よく知りもせず裏よばわりするのも失礼だし、それじゃ一度じっくり走ってみましょうかね。普段はショートカットしがちな支流の合流点も、この機会になるべく丁寧に拾ってみましょう。

 

まあ、これだけすっきりと晴れた週末は久しぶりなので、実のところ行き先はどこでも良いんですけどね。

 

今回も単独で自走日帰り、コースはこんな感じでした。自転車は久しぶりのチネリです。

 

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さて、是政橋から上流の右岸はいきなり丘陵に阻まれ、2キロほど続く連光寺坂を登る羽目になります。ロード乗りには練習場所として名高い坂道です。いつもは車で通るばかりで自転車で越えたのは今回が初めてですが、実際に走ってみると勾配が緩いので意外に楽に越えられることが分かりました。脇道を大栗川沿いまで下り、やがて大栗川と多摩川との合流点に出ます。突端は小さな公園として整備され、自転車の家族連れなどでのんびりムードです。そして、なんと空間の広いことか。多摩川の懐の深さを思います。

 

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右が大栗川、左が多摩川。

 

実は私の実家が大栗川の流域なので、この辺も地元と言えば地元なんですが、多摩川・大栗川と鎌倉街道に囲まれた三角地帯はそこからどこに抜けるでもなく、足を踏み入れたことがありませんでした。ちょっと勿体なかったかな。

 

それでは、多摩川を遡りましょう。

 

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関戸橋をこのアングルから観るのも初めてです。
そう言えば昨日、対岸のあの辺でフリマがあったはず。

 

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「対岸のあの辺」をよく見たら古い橋の撤去中でした。
こちらに解説がありました

 

走りやすいサイクリングロードで聖蹟桜ヶ丘の裏側を走り抜け、府中四ツ谷橋をくぐると、程なく浅川との合流点です。なんですが、浅川は規模も大きく、ぼんやりしていると合流点に気付かず浅川を遡りかねません。浅川の河口に架かる橋はないので、2キロほど遡って橋を渡り、同じだけ対岸を戻ります。あたりは植生の保護地域らしく、うっそうとした緑の世界です。この「何にもない感」がいいですね。

 

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浅川との合流点は茂みの向こうで、突端から川面は見えませんでした。

 

引き続き多摩川を遡ります。天気は快晴、暑くもなく寒くもなく、散歩には最高の日和です。ポカポカ陽気に誘われて出て来たのは人だけではなく、トンボに蝶に、その他訳の分からない細かい羽虫も沢山フワフワ飛んでます。そんな中、前から飛んできたカメムシが頬に当たり、落ちた拍子にマスクの隙間から中に入って来てしまいました。ぶつかった弾みでちょっとお漏らししてしまったか、立ち上ってくる臭いでそれと分かります。参るなあ。

マスクについた臭いはボトルの水ですすいだくらいでは落ちません。少し走ったところの公園でガシガシ洗ってだいぶマシになりましたけど、しばらくは臭いを我慢して走りました。まあ、今回はマスクがあって幸運です。以前、口の中に飛び込まれた時はそれはそれは悲惨でしたから。

 

ちなみにマスクはコロナ対策というよりも、都合により日焼けを防ぐためパールイズミの布製マスクを一日中着けて走っています。この製品は通気性が良くて重宝していますが、落ちた虫が入ってくる隙間は困るなぁ。

 

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中央線をくぐった先、上流の山が見えてテンションが上がります

 

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谷地川の合流点で写真を撮り忘れたので、その少し先、河口から43kmの標柱でパチリ

 

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広々と気持ちよい風景、よく整備された走りやすい道。しかもガラガラに空いてます。うらたま良いぞ。

 

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八高線をくぐる区間はよく締まった地道

 

ちなみにここまで、次の3ヶ所で舗装が途切れていました。

 ・中央線をくぐる区間・・・鉄橋の手前の階段を土手の下まで押して下りました(スロープあり)

 ・多摩大橋をくぐる区間・・・結構荒れた砂利道が200mほど

 ・八高線をくぐる区間・・・上の写真の通り、走りやすい土の道

道がそもそもない区間は仕方ないとして、上の3ヶ所はあとほんのちょっと整備するだけなんだけどなぁ。惜しい。多摩大橋の下だけでも何とかならないもんかと思います。

 

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日野用水堰。ここにこんな大きい堰があったとは知りませんでした。緑が濃くて良い雰囲気。

 

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ふたたび丘陵にぶつかり、住宅地をちょこっとヒルクライム。登り切った滝山台見晴公園で多摩川と昭島市方面の展望が開けます。

 

見晴公園から国道16号まで豪快に下り、よく整備された走りやすい歩道で川沿いに戻ります。拝島橋から滝ヶ原運動場までの一本道はクルマの抜け道になっているらしくて交通量が意外に多く、背の高い草むらの中をせっせと走り抜けました。運動場の先から秋川の合流点までは再び裏道に入り、田んぼや水道施設の脇をのんびり通過。はせ掛けをするおじさんのすぐ近くに雉がいたのですが、写真を撮ろうと慌てて立ち止まったら飛んで行ってしまいました。残念。

 

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何とも長閑です

 

そう言えば聖蹟桜ヶ丘から日野ぐらいまではポツポツと自転車乗りの姿を見かけていましたが、この辺りまで来ると全く見かけなくなって寂しい感じだったところ、東秋川橋の手前でようやくファットタイヤの自転車に乗った方とすれ違いました。いいなぁ。そこは一応舗装だけど全くロード向きではない荒れた細道だったので、その無双っぷりが素直に羨ましく感じられました。まあ、五万図で実線の道にチネリで突っ込むなよと言う感じではあります。

 

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東秋川橋を渡って、秋川沿いを多摩川の合流点に向けて下ります。

 

秋川も浅川と並んで大きな多摩川の支流です。地図で見ると本当の合流点は広大なデルタを挟んでまだだいぶ下流の方なので、この川沿いの道をどん詰まりまで行ったところで、合流点らしい雰囲気はありません。そもそも藪の中で見晴も何もありません。

 

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どん詰まり。何もないな~と引き返そうとして、ふと見ると脇道がありました。

 


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めちゃくちゃ藪ですけど、これでも一応舗装路なんです。そして思わぬ収獲が。

 

 

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秋川起点の標柱が~!なんか、嬉しい!

 

お腹が空いてきたので、睦橋のふもとのラーメン屋さんで遅い昼食。ここで多摩川右岸を通して走るというお題は一区切りとします。まだここから北にも未踏の右岸が続いているのですが、続きはまた今度。今日はもう一つ上流に訪れてみたいところがあるので、睦橋から先は左岸のサイクリングロードでショートカットします。

 

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羽村取水堰に到着。やはり左岸は自転車乗りを大勢見かけます

 

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取水堰すぐ横の人道橋を再び右岸に渡ります。ここから先は行ったことがありません…

 
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羽村市郷土博物館の先で土手の上の道が途切れます。この先がどうなっているかを見に来ました。

 

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柵の向こうには道があるようです。散歩中っぽいおじさんが入って行きました。

 

いやまあ道はあると思ってました。ただ、昨年の台風被害以来、川沿いはどうも怪しいので。

 

地図で見るとこの先は丘陵が多摩川に落ち込んでいて、向こう側の車道まで直線距離で300mに満たないくらいの未通区間となっています。クルマ行こうと思ったら、ぐるっと満地峠を回って7kmほど迂回する必要があります。こういうの気になりませんか?ならない?すみません、私はめちゃくちゃ気になります。

 

で、結局行ってみました。結果、道は大丈夫、しっかりありました。ただし、自転車を自転車ではなく荷物として運べるなら、という感じなので、まっとうな自転車乗りにはお勧めできません。ごく一部ですが押し歩きも難しい区間があるので担ぎ経験は必須です。しかも抜けた先には「立入禁止」の貼り紙が。あらら、、これが入口にあったら入らなかったのですが。

 

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滑落注意

 


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抜けた先はゴルフ練習場の駐車場でした。

 

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この「立ち入り禁止」の横からひょっこり出て来ました

 

 

さて、何だかんだで今日はもう十分お腹いっぱいです。時間も遅くなってきたので、小作取水堰で多摩川を渡り返し、狭山丘陵の北側を抜けて家路につきました。

 

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小作取水堰。上は人道橋になっていて多摩川を渡れます

 

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狭山丘陵の北側、おなじみの三ヶ島ペタル前を通ります。

 

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黒目川沿いで影が伸びます。今日は一日、最後までよく晴れました。

 

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黒目川と落合川の合流点。本日最後の合流点です。

 

半分以上は天気のおかげかも知れませんが、実に満足した一日でした。

多摩川沿いもまだまだ行くところがありそうです。

 

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