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2019/12/20

SWのチェンリング交換、そして、、、

SWツーリング車のチェンリングを交換しました。きっかけはフロントディレイラー(以下FD)の破損です。

 

そもそもの始まりはツーリング中、アウターからインナーに落とす際にガキっとロックしたかと思うとFDの外側のプレートが広がってしまったことでした。セッティングが悪かったんでしょうね。その日は強引に手で曲げ戻してツーリングを続けたのですが、それで癖が付いてしまったか、その後も広がっては戻しを繰り返すこと数度、、、ある日、外側のプレートが根元からポロリともげてしまいました。

20年くらい前、エフサイクル仲間と東北ツーリング中に、今は亡き女川のKさんのFDが同じような「開き」になっていたのを思い出します。あれはカンパのベローチェだったかな。

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スプリントの2枚おろし(このFDの初出記事はこちら

 

 

さて、FDは当然交換ですが、ついでに懸案のフロントギアも交換することにしました。

それまではTAシクロツーリストの44×28T、リアは12~27Tの10Sという構成でした。アウターとインナーの落差が大きめな上に、自分はその境界付近のギアを多用するため、使い勝手の改善に期待して42×28Tに交換してみることにします。登場するのは、いつか使うつもりで実に7年も温めていた虎の子のCT'S製チェンリングです。正確にはCT'S製アウター+スギノ製インナー。

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艶めかしく輝くアウターチェンリング。
左は交換予定のFD、シマノアルテグラ FD-6500。

 

しかしまあ、この交換も一筋縄では行かない現物合わせの連続でした(こんなんばっかりだな)。

順に言いますと、

 

1)クランクとチェンリングがはまらない

インナーのねじ止め部分とクランクのつばが干渉します。すっかり忘れていましたが、そう言えば、当家で使用中のもう一つのCT'S製チェンリングでも同じようなことがありました。その時同様、干渉する部分を双方削って収めました。

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どうやっても入らん…

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入った。

ちなみにクランク裏の傷は広がったFDのプレートが擦った痕です。

 

2)BBの左ワンがねじ込めない

アウターのチェンリング交換に伴い、歯先形状の違いからチェンラインが少しインナー側に移動したため、BBシャフトをもう少し長いものに交換する必要が生じました。それまでのタンゲLN-7922の113㎜からサンツアーSLの115㎜への交換を試みます。しかし半分くらいねじ込んだあたりから異様に回転が固くなり、最後までねじ込めません。以前のように斜めにねじ込んだ訳ではないのですが、、、パーツクリーナーとブラシで極力綺麗にしてグリスを塗っても変わらず。結局、いつもの高村製作所に持ち込んでタップをかけてもらって解決しました。

 

3)BB右ワンとクランクの5ピンが干渉する

5ピンクランクならではとでも言いましょうか、BB右ワンの大きめのつばと5ピンが干渉して回りません。前にもあったな。でも、以前、同じサンツアーSLの115㎜を長く使っており、その時は全く問題ありませんでした。何故か?答えは簡単。シャフトが以前よりも深く入り込んでいるからです。クランクの材質が柔らかくて組付けの際いつまでも回せてしまうので、抜き差しを繰り返しているといつの間にかこうなってしまいます(気を付けます…)。仕方ない。せっかくねじ込めたサンツアーのBBは諦めて、元と同じ、つばの径の小さいタンゲLN-7922で、ちょっとだけシャフトの長い118㎜を調達しました。これでOK。

ちなみにシマノのデオーレXTあたりのコッタレスクランクも当家では現役ですが、その硬度感ったらありません。然るべき位置に来たら工具がガッチリ止まる感覚です。

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深くなったと言っても、元が浅めなのでこれ位で普通のはまり具合です。これ以上進行させないようにしなきゃ、、、

 

4)Fアウター×Rトップでクランク裏とチェーンが干渉する

もうしょうがないです。5速、6速時代の厚みのあるクランクと10速のスプロケの組み合わせだし。さらに、アウター×ロー付近を多用する関係でチェンラインも極力内側に寄せています。結果、当家のTAクランクは軒並み裏を削ってます。今回も削りましたとも。でも今回は削る量がなぜか少し多めで、やすりがペダルシャフトに届いてしまうのではないかと一瞬心配になりました。結果的にそこまで行かなかったけど。

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アウト

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削って磨いて

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セーフ

 

そんなこんなで、ようやっと組付けが終わりました。

完成写真は撮り忘れましたorz ↓ 組付け中の写真からご想像下さい…

Img_8439
この後FDも付けましたよ

 

本当はこの自転車のクランクはスギノの後期型PXの方が似合いそうな気がしてて、ずっと探していたんですが、見つかるまで待ちきれませんでした。まあ、こうしてみるとTAもさすがの安定感ですね。PXなら当たったり削ったりも少なく済んだろうにという気はしますけど。

 

さて、10月にチェンリングを交換後、250㎞ほど走りました。結果は一口に言えば大成功です。

まず当初の目的であるギアの繋がりが良くなり、フロントをインナーに落とす頻度が減ったことで使いやすくなりました。また、変速性能が劇的に向上しました。まあ、元が古いシクロツーリストなので、変速ピン装備のチェンリングとしては当然ですが…。さらに剛性感が上がり、踏んだ力がロスなく推進力として伝わっている感覚があります。そして予想外なことに、駆動音まで静かになったように思います。総じて、走っていて気持ち良い。こんなに良いことずくめになるとは思ってもいませんでした。

 

と、ここまで嬉しそうに報告しておいて何ですが、その後、再びこいつをばらばらにしてしまいました。SW渡辺さん廃業の噂を耳にして、急遽、駆け込みでフレームの加工をお願いするためです。既に持ち込み依頼済み。

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納車17年、色も初めて塗り替えてみます。さてどうなることやら。

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コメント

うむむ、このこうゆう事態になれば対応出来ない私は古物は無理です。汗
現行品で幸い見た目的に許せておりますので。
リベンデル社設計の私のフレームはリベンデルセオリーに比較的忠実な部品チョイスです。現行スギノクランク、シマノローグレードメカ等。
しかし古物は奥が深いですね。
勉強になりました。
フレームの細工も出来上がり楽しみにしております。

コメントありがとうございます。
対応と言っても、ムリクリ合わせているだけでして、お恥ずかしい限りです^^;

リーベンデールはあの我が道を行くという感じが結構好きで、メルマガも登録していたりします。
英語なのでまともに読むことはほとんど無いんですけどね(笑)

ではでは、またお越し下さい。

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